June 15, 2018

静的サイトをNetlifyでホスティングする

Netlifyとは

Netlifyは静的なサイトを超高速でホスティングしてくれるサービスです。このサイトもNetlify経由で表示されています。
テンプレート作成する機能もありますが、既にある自分のサイトをホスティングするには静的サイトをGitで管理してソースコードを

  • Github
  • GitLab
  • Bitbucket

に上げる必要があります。 最近では、Github pagesがhttpsに対応 したため、Netlifyのメリットが多少薄れましたが、無料で独自ドメインの設定も可能です。
また、blogのソースコードをprivateリポジトリに出来ることや、DeployやBuildも自動で行ってくれるので、別途CIの設定が不要なのもメリットの一つです。

Hostingする

  • 右上の New site from Git からサイトを作成

既にこのblogの設定が入っていますが、最初は空になっています。

netlify01
  • Github, GitLab, Bitbucket内のリポジトリから選択出来ます
netlify02
  • Githubを選択すると自分のリポジトリ一覧が表示される

blog用のリポジトリを選択

netlify03
  • Deploy settings
netlify04

ここが一番メリットを感じられる箇所でしょう。
Deployされるbranchを指定することが出来ます。 またBuildコマンドもここで設定可能です。 このサイトはHugoを使用しているので、Buildコマンドの欄には hugo --theme=[your theme] を指定しています。
hugoはBuildすると public ディレクトにサイト用のファイルが作成されるので、publich directory の欄には作成されたディレクトリを指定するとNetlifyにファイルが自動でアップロードされます。

指定するbranchは好みですが私はmasterをDeploy branchにして、記事を更新する度にmasterにPRして更新をしています。PRの際に先程のBuildコマンドが実行されるので、GitHub上でBuildの失敗も事前に検知することが可能です。

他にもDeployやBuildの通知をslackやmailで通知出来たり、環境変数の設定が出来たり、Post Processingの機能があったりと、無料なのに様々な機能が使えるのがNetlifyのメリットです。

  • hugoのbuild, deployに失敗する場合

rootに netlify.toml を追加して、hugoのversionを任意に固定してあげます。 productionとpreview両方の指定が必要になると思うので、注意してください。 詳しくは公式ブログ に載っています。

[context.production.environment]
  HUGO_VERSION = "0.42.2"
[context.deploy-preview.environment]
  HUGO_VERSION = "0.42.2"

次回はNetlifyにホストしたサイトに独自ドメインを設定する方法について書きます。

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