May 11, 2020

椅子のひじ掛けにアームレストをつけて分割キーボードを快適に使う

分割キーボードを使うようになってからは首や肩こりの悩みが昔と比べて解消されました。
私は机に潜って足を伸ばしながら椅子に寄り掛かる座り方が大好きなのですが、オフィスで前に人がいたり、机の奥行きが短い場合にこの体勢がどうしても取りづらくなってしまいます。
元々は家でも大きい机(1800 * 800mm)を使っていたのですが、諸事情で今は大きい机が使えない状況なのでこの問題を解消する方法を考えました。 条件としては、机から離れて作業したいことがあるので机に固定しないタイプで考えました。

ちなみに使っている椅子はオカムラのコンテッサ セコンダです。
この椅子は座面が広く、胡座をしながら座れたり、結構な角度まで深く寄り書かれるので個人的に非常にフィットしています。寄りかかり過ぎて背中痛くなることはあるけど…

アーム方式

最初に考えたのは、椅子の軸にキーボードアームを付ける方式です。

最初はこれを買おうと思っていたのですが、分割キーボードを使っているので1台だと幅が足りず、2台買うと5万を越えてくるのでさすがに断念をしました。
昔はサンコーとかが作っていたっぽいけど残念ながら今は無いみたいです。

ひじ掛け後付け方式

そこで目をつけたのがこれです。

これなら分割キーボードが両サイドに配置できるうえ、2つ買っても1万以内に収まるのでこれを買ってみました。(正直クオリティ的には1つ3000円は少し高いかなという印象はあります。秋葉とか行ったら1000円で買えそうw)

取り付け

取り付け前

取り付け前はこのようになっています。
余談ですが、コンテッサのひじ掛けはサイドの幅も調整することができるので、体勢を変えてもフィットする仕組みになっています。とても使いやすい。ですがこれを取り付けるとその機能は使えなくなります。

ひじ掛けの上にそのまま取り付けることもできなくは無いのですが、付属のマジックテープが短いので固定幅がギリギリになってしまう問題と(自分で替えることも可能)、上からだとひじ掛けが湾曲しているためグラついてしまうので外して取り付けることにしました。 ドライバでネジを2本外して椅子の背もたれ側に引くことで外れます。これが結構固くマイナスドライバを使ってうまくやらないとひじ掛けの爪が折れます。(私は折りました。 18万の椅子が~)
ただ爪が折れても特に問題は無い作りになっています。

取り付け後

両方取り付けるとこのようになります。
見た目は少し安っぽい椅子になってしまいましたw

分割キーボードを置くとこんな感じ。

基本はIDEもブラウザもSlackもキーボードのみで操作するのですが、マウスを使わざるを得ない場面もあるのでトラックパッドをキーボードの下に置きました。 ちょっとカーソルを動かしてクリックするくらいなので、意外とこのぐらいのスペースで問題なかったです。

  • 追記
    キーボードはガタつかないのかという質問がありましたが、使っているMistelのキーボードには足が付いているので絶妙にフィットしました。足がない場合でもキーボードの大半がトラックパッドの上に乗っているので意外と安定しています。不安な方は買う前にトラックパッドの上にキーボードを置いて操作してみると良いと思います。

キーボード付属のケーブルは元々短く、キーボードの間隔をもっと離したかったので延長ケーブルを購入して使っていました。
これを使うと、椅子の前に垂れる形になるので毎回キーボードを移動させなくても席を立つことができます。1mだと床にも触れず丁度いい長さかもしれません。

結構快適になるので、特に分割キーボードを使っている人にはおすすめです。
マウス置きの使い方だけでも十分使えます。その場合は片方だけの取り付けで良いと思います。

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