BLE pro microをJISplit89で使っているのですが、よくSlave側の接続が切れてしまうのが悩みです。 自作なので仕方ないのかなと思っていたのですが、何ヶ月か使っていると電池残量に関連がありそうなのでテスタを買って調べてみました。
今回使ったのはHIOKIのカードハイテスタです。
薄くて軽くて使いやすいのでオススメです!
BLE pro microの注意
まず大前提として、BLE pro microに対応するキーボードは、一般的に電池ソケットが2つあります。
私はここをなんとなくついているもんだと思って、左右それぞれ1つずつしかセットしていなかったのですが、頻繁に接続が切れてしまいとても不便でした。
電池を2つずつ入れたら解決したので、すぐ接続が切れる場合はまず電池を4つ使うことをオススメします。
計測
CR1632のボタン電池を使って計測をしていきます。
状態 | V |
---|---|
新品1 | 3.259V |
新品2 | 3.307V |
新品3 | 3.327V |
接続不良1 | 2.763V |
接続不良2 | 2.736V |
使えている1 | 3.030V |
使えている2 | 2.975V |
Slaveだとたまに途切れる1 | 2.777V |
Slaveだとたまに途切れる2 | 2.926V |
考察
使えている1,2とSlaveだとたまに途切れる1,2はセットで利用していました。
単純にキーが多いからかわかりませんが、
体感として、Master側よりもSlave側の方がより電池容量が必要な感じがしています。
そのため、Masterでは接続に問題がなくても、Slaveになると問題になる電圧もある気がしています。
計測結果から考察すると、
接続が安定しない電池は電圧が2.7V台になっているのがわかります。
Slaveだとたまに途切れるペアは片方が2.7V台になっているので、これが原因なのかもしれません。
Slaveでも問題なく使えている電圧は3.0V近辺の値が出ています。
新品の電圧は3.3Vあたりなので、ちょうど半分くらいの寿命でしょうか?
具体的にどのラインから接続が不安定になるのかは、電池のペアなので測定が難しいですが、大体の電池残量かはわかったため、今後はこの値を参考に接続が安定しない場合はテスターで計測して交換したいと思います。
テスター便利ですね!