November 24, 2023

StripeでApple Payを使うための設定

StripeでApple payを使うためには、Stripe側でCert Signing Requestを作成し、Apple Developer Centerで発行した証明書をStripeに登録する必要があるのでその備忘録。

Stripeにアプリケーションを追加

まずはStripeにアクセスして 新規アプリケーションを登録 を押します。

https://dashboard.stripe.com/settings/payments/apple_pay

stripe apple pay

ボタンを押すとApple Developer Centerに登録するための Stripe.certSignningRequest をダウンロードできます。

Apple Developer Centerへの登録

https://developer.apple.com/account/resources/identifiers/list/merchant

Certificates, Identifiers & ProfilesのIdentifiersにMerchant IDを登録します。
左上のプラスボタンから登録を進めます。

apple identifiers

登録はMerrchant IDsを選択

apple merchant ids

merchantのprefixは自動で付くようになっているので、merchant.[app domain] で登録します。

apple register merchant id

作成したら一覧に戻って、作ったIdentifiersを選択します。

Apple Pay Payment Processing CertificateCreate Certificate を選択

apple edit merchant id

Stripeからダウンロードした certSigningRequest ファイルをアップロードします。

apple upload cert

そうすると apple_pay.cer という証明書がダウンロードできます。

Stripeに証明書の登録

証明書をダウンロードしたらStripeで apple_pay.cer を登録します。

stripe upload cert

こうなっていれば完了です。

stripe ios certs

Xcodeでの登録

証明書の登録ができたら、最後にXcodeのCapabilitiesからApple Payに登録したmerchant idを追加すれば設定は完了です。

xcode apple pay

アプリ側での確認方法

アプリからはAPI経由でbooleanが返ってくるので、Apple Payをサポートしていたらボタンを表示などができます。
試している感じだとアカウントにApple Payのカードが登録されていたらtrueが返ってきました。

StripeAPI.deviceSupportsApplePay()

私はFlutter Stripe というライブラリ経由で使っているので、Dartではこうなります。

Stripe.instance.isPlatformPaySupported();

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